胆石の特徴的な症状は、胆石発作といわれる激しい痛みですが、その疝痛がなくても、胆石の症状は現れていることがあるのだと、あなたは知っていますか?
一度でも胆石になったことがある人は、
「ああ、そういえばあの時なんとなく違和感があったな」
と、後から感じたこともあったでしょう。
しかし、胆石を経験していない人には未知のことなので、予備知識をもっていることは、とても役立つことになります。
胆石を疑う症状には、次のものがあります。
・みぞおちのあたりが、急に痛みだす
・痛みがあったかと思うと、突然痛みがなくなった
・原因はわからないが、身体に痛みがある
(右上腹部・腰・背中の右など)
・吐き気や嘔吐がある
・黄疸の症状がある
・みぞおちに痛みがあったあと、発熱がある
中でも、白目の部分が黄色っぽくなったり、尿の色が濃くなったりする黄疸が見られた場合には、胆石が詰まって胆汁が肝臓に逆流しているということなので、大至急受診しなければなりません。
また、痛みがあったあとに発熱、しかも高熱の場合は、胆汁の流れが滞り、細菌感染したということなので、この場合も急いで受診しなければなりません。
胆石はよくある病気で、だれでもなるものだと、軽く考えてはいませんか?
実は、胆のうや胆管の病気には、胆石が関わっていることが多いのです。
胆管炎の多くは、胆石で滞った胆汁により細菌感染して胆管に炎症を起こして発症しますし、胆のう炎は、胆石の疝痛発作により炎症が起こり発症します。炎症を繰り返していると、胆のうポリープになることもあるのです。ほとんどは良性のポリープですが、一部ガン化する可能性もあります。
このように、決して胆石を軽く考えたりはせず、いつもと違う症状があったときは、すぐに受診することもとても大切なのです。
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