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2008年01月30日

胆のうのはたらき

胆のうの働きには、主につぎのものがあります。

【胆汁の貯蔵】
肝臓が1日につくり出す胆汁は、約500〜600mlです。その胆汁を胆のうが蓄えてくれています。

【胆汁の濃縮】
蓄えられた胆汁は、水分や塩分を吸収されて5〜10倍に濃縮されます。

【胆汁の十二指腸への排出】
十二指腸に食べものが到達すると、胆のうは収縮し、胆汁を排出します。胆汁を排出することにより、脂肪やコレステロールなどを溶かし、消化を助けるのです。

それでは、なぜ、胆のうは収縮して胆汁を排出することができるのでしょうか。

そのしくみはというと、

総胆管と膵管が開口する十二指腸乳頭(ファーター乳頭)は、オッディ括約筋という環状の平滑筋でできたバルブのようなになって、十二指腸からの胆汁の逆流を防いでいます。

そして、食べ物が十二指腸へ到達すると、コレシストキニン(パンクレオチミン、パンクレオザイミン)という消化管ホルモンが分泌され、胆のうが収縮、と同時にオッディ括約筋もゆるんで、胆汁が十二指腸に流れ出すのです。

このオッディ括約筋は、副交感神経の刺激を受けるときもゆるんで、胆汁や膵液を十二指腸に送り出します。

このように、胆のうは、肝臓や膵臓と連携して、食べたものの消化、特に脂肪分の消化に関わっているので、私たちが、脂肪分の多い食事ばかりしていると、胆のうは摂取した脂肪分を分解しきれずに、胆石や胆のう炎、胆のうポリープなどの様々な病気を引き起こしてしまうのです。

油っぽいものが大好きなあなた、
胆のうの検査も必要ですよ。
posted by kuro at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 胆のうのはたらき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする