胆石の治療には、内視鏡を用いて行われる治療方法もあります。
では、どのような場合に、内視鏡が使われるのでしょうか。
・胆石が総胆管にある場合
胆のうにも胆石があるときは、総胆管の胆石を内視鏡で取り除いた後に、腹腔鏡下胆のう摘出手術を行う場合が多いです
・胆石が肝内胆管にある場合
胆石をすべて取り除くために、肝臓の一部を切除することもあります
総胆管や肝内胆管にできた胆石は、胆管炎を起こしやすく、石の成分などから溶解療法や体外衝撃波破砕療法では効果がないこともあり、また胆管の手術は非常に難しいものなので、内視鏡治療が行われるのです。
胆石の内視鏡治療には、2つの方法があります。
・腹部から細い管を差し入れて、肝臓から胆管まで挿入する方法
これは、肝内胆石や総胆管胆石が大きい場合に行われます。
・口から挿入する方法
これは、総胆管にある胆石を取り除く場合に行われます。
内視鏡の先端には、様々な道具が取り付けられるようになっていて、状況に合わせて治療を行うことができます。
(1) 内視鏡的乳頭切開術
先端に取り付けられたメスで十二指腸乳頭部を切開し、胆石の排出を促します
(2) 内視鏡的バルーン拡張術
先端に取り付けられた風船のようなものを十二指腸乳頭部内でふくらませ、胆石の排出を促します
(3) 経口胆道鏡下切石術
十二指腸乳頭部からさらに、細い胆道鏡を挿入し、肝内胆石を取り除きます
(4) 経皮経肝胆道鏡下切石術
肝臓を貫通して胆管に胆道鏡を挿入し、胆石を破砕します
これは、肝臓を傷つける治療なので、1ヵ月以上入院する場合もあります。
いずれの方法も、治療には高い技術が要求され、まれに出血や十二指腸穿孔などの合併症が起こることがあるそうです。
担当医師とよく相談をして、納得してから行いたい治療だと思います。
また、胆石の再発も起こりやすいので、生活習慣などを気をつけていくことが最も大切なことなのではないでしょうか。
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2008年03月14日
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