胆石の薬物療法には、溶解療法というものがあります。
この溶解療法は、胆石の症状があまり出ていない人に行われます。
主に次の項目にすべて当てはまる人です。
・胆石が純コレステロール胆石である
・胆石が複数個あっても、大きさが1〜1.5cm程度である
・胆のうが正常に機能している
・X線検査やCT検査で、胆のうにカルシウム沈着(石灰化)がみられない
・胆石の症状が出ていない、または症状が弱い
・肝機能の障害がない
しかし、この条件に当てはまるからといって、必ず胆石が完全に溶解されるとは限りません。
効果が出るまで、最低でも半年は服薬しなければならないし、完全に溶解できるのは、約30%の人なのだそうです。
それに、胆石が小さくなったり、消えてなくなっても、服薬を止めるとまた再発することも少なくありません。
「薬を飲んでいるから、何を食べても、何をしてもいい」
などと考えていては、絶対に治りませんよ。
溶解療法に使用される薬には、胆汁酸(ウルソデオキシコール酸)などがあり、毎日服用することにより小さな胆石は半年、大きい胆石では1〜2年かけて溶解します。
ただ、前述の通り、完治率も高くなく、再発の恐れもあるので、定期的に健康診断などを受け、胆石のチェックをすることが必要です。
また、服用する薬によっては、様々な副作用が起こることもあるので、医師と相談の上、溶解療法を行っていきましょう。
溶解療法で胆石の改善が見られない場合は、胆のう摘出手術など、別の治療方法を検討しなおします。
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2008年02月28日
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