胆のうの働きは比較的単純なため、摘出したとしても、大きな影響は出ないといわれています。
というのは、胆石などで胆のうに障害があり、常に痛みや不快感に悩まされていたものが、摘出により解消され、発作におびえないで食事や生活ができるようになる場合が多いからです。
しかし、そうではない人がいることも確かです。
下痢や消化不良、食欲不振、吐き気などを訴える人もいます。
では、胆のう摘出後の影響が出やすい人と、出にくい人の違いは何でしょうか。
<影響が出にくい人>
・食後に胆石発作(疼痛発作)をよく起こしていた。
・胆のう内に胆石がたまっていて、胆のうが充分に収縮していなかった。
・胆のう炎などで、以前から胆のうが充分に機能していなかった。
<影響が出やすい人>
・ほとんど自覚症状がなかった。
・異常があっても、胆のうは正常に機能していた。
胆のう摘出後に起こる不快感(胆のう摘出後症候群)の対策は・・・
・脂肪分の多い食事は避ける
・薬の服用で対応する
ー消化吸収を助ける消化酵素
ー腸の運動を調節する薬
ー胆汁の流れを良くする利胆薬 など
このように、胆のう摘出後に何らかの症状がある場合でも、一般的に3〜4ヵ月ほどで解消されるといわれています。
ですから、胆のうに異常があって摘出も考えられる場合には、医師とよく相談の上対処していくことが大切です。
いずれガンへと悪化するかもしれない病変を、放っておくことだけはいけません。
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